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2006年04月10日

  沖縄と日本のためにできること

基地移設問題。
本当はもっと後で基地問題について書くつもりでいたのですが、
今、声をあげなければならないと思って、この記事を書いています。
内地に住む私たちにとって、基地問題はどれだけ現実的な問題でしょうか。
沖縄から離れたところに住む私たちは、同じ日本人でありながら、
他人事を見る目線を持って基地問題を見ていないでしょうか。
・・・私は、そうでした。
フェンスの中は治外法権らしい、とか。
基地のおかげでアメリカ文化が流入しているらしい、とか。
基地があるから経済的に潤うんでしょ?とか。
米軍がなくなったら北朝鮮が何するかわからないし、とか。
でも、現地で短いながら何度か暮らすうちにわかりました。
基地を近くに抱えて暮らすというのは、そう簡単なことではないんです。
ビーチで泳いでいる真上の空を、耳をつんざく爆音をたてて
戦闘機が毎日切り裂いていきます。
アメリカ領グアムでも禁止されている危険な訓練方法が、沖縄では行われています。
基地の周辺の外国人が多い地域は明らかに治安が悪く、
レイプ、麻薬がはびこっています。
我が物顔で交通ルールを無視する米軍基地ナンバーの車。
警察はそれを取り締まる力を持たず、米兵に罪を償わせることはできません。
聞いた話ですが、米国で軍法会議にかけられた犯罪者に、
「刑務所に入るか、オキナワへ行くか」という選択肢があるといいます。
そこに米軍基地があるということは、
犯罪者が当たり前のようにフェンスの外を歩いているということ。
そんな基地を、自分の暮らす地域に移設すると国が勝手に決めたら…
しかも、数の減ってしまったジュゴンの住む美しい海を埋め立てて…
どれだけゾっとする話か、少しは想像していただけるでしょうか。
沖縄で暮らすと、アメリカは、日本を植民地だと考えているのだと、
ひしひしと実感します。
少なくとも沖縄にいる末端の米兵はそう考えていると実感できます。
中にはそうでない人もいますが、稀です。
日本人は、植民地の原住民にすぎないんです。
どうか、他人事という目線を捨てて、日本全体の問題として考え直してみてください。
そして、こちらの記事も読んでみてください。
「できること!」
できることから、動いていかなくては何も変わらないから…
★追記★
内地の方に「基地と暮らすとはどういうことか」を
実感としてわかっていただきたくて上のような記事を書きましたが、
基地問題には沖縄人自身の抱える大きな問題もからんでいます。
沖縄で感じた日常さんに共感できる記事がありましたのでリンクさせていただきました。

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コメント

私の記事を取扱ってくださりありがとうございました。
かわうそさんの文は、
うんうんっ。と思えるお話ばかりでした。
沖縄で米軍兵関係が事件を起さない日はありません。(それが伝わらないのが悔しいのですが・・・)
本土でそれが考えられますか?
(日本人が日本で事件を起す様に、普通に車を燃やされ、レイプされ、家宅侵入され・・・治外法権で逃げられ。。。)
沖縄は長年の結果から本土に対してフィルター(色眼鏡)をもって接するようになってしまいました。
あんだけ訴えたのに何も変らなかった。
日本国民は誰も助けてくれなかった。。。
なのに、
解るよー!って知ったかぶりをする人がいる。
日朝関係を修復するより、
沖縄-本土間の 感情を修復する方が先かも知れませんねっ!
沖縄は元はこんな麻薬みたいな米軍基地に付随する補助金に頼らなくても大丈夫で「貧しくとも琉球の民としての誇りをもって自然と共に暮らしていました」んですよっ!
日本全国にメディアにつくられた沖縄ではなく本当の沖縄を知ってもらい考えてもらいたい。。。
一人でも多くの人にリアルな沖縄を知ってもらえる事を切に願っております。。。
          うみうさぎ

とりあげていただき、ありがとうございます。
コメント書いて、「確認」を押し、そのあとどうも「中止」を押してしまったようです(涙)
また出直します。
うみうさぎさんのおっしゃられる「知ったかぶりをする人」にはなりたくないと思いつつ。

日本の離島は、ほとんどすべて、いま財政破綻しています。国や都道府県から交付されるお金でなんとか運営している状態です。国や都道府県からみれば、すべての住民が島から出て本土に移り住んでくれたほうが「安い」のです。
離島には、都会から失われてしまった美しい自然が残されています。そこには大きな価値がありますが、それを維持するためには、いまの時代、莫大なコストがかかります。このコストの負担先がはっきりしません。自然愛好家は資金を持っていません。自然を残したい気持ちだけでは島の経済は維持できません。一方、資金を持っているのは、(国や都道府県を含む)開発業者たちです。彼らがコストを負担すると、それは自然を壊すことに直接つながります。
沖縄県は、県がまるごと離島のようなものですから、上記事情がいくぶんなりとも当てはまります。離島の中には、国や都道府県から交付金を受け取ることを最優先にして、自治そして自我までも捨ててしまったようにみえるところがありますが、沖縄は、まだそこまで深刻ではないようです。
沖縄には独自の文化があります。また物価がとても安い。国に頼るのは最小限にして、質素だが豊かないまの文化と経済を維持してほしい。

>うみうさぎさん
そうなんです、リアルな沖縄の姿を本土の人間は全く知らないに等しい。
ハワイより安く行けるリゾート、くらいの認識しかないように感じます。
メディアにイメージを作られちゃってるんですよね。
しかも、行ったことのある人でさえ、空港と大型リゾートホテルと国際通りと首里城しか結局見ていないまま帰って来ていたり。
それが残念でこのブログを立ち上げたというのもあるのですが、
ムズカシイ話と綺麗な写真とのバランスが難しくて苦心中です・・・
言いたいことは山ほどあるんですけどね。
>びんさん
ブログツールの設定をうまくいじりきれなくて、コメント投稿がちょっと使いづらいんです。
すいません。
めげずにまたコメントしてください!
>Pringlesさん
「自我までも捨ててしまったように・・・」のくだり、ちょっとあやういです。
内地の人間の流入で、質素に自然と共に生きる琉球の民の誇りは失われつつあります。
シーズン中だけ仕事に行って、地元じゃないから無責任に目先の金銭的利益を優先するないちゃーもたくさんいますし。
それに影響されて「今とりあえず手に入るカネ」に固執する傾向は、沖縄人に少なからずあります。
私が大好きなT島も、それが原因で那覇との合併を蹴ってますし・・・
切ないです。

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